■Q & A
このコーナーはお客様からよくあるご質問に対する回答を掲載しております。
★製作材料関連
- シアノボンド(瞬間接着剤)低粘度と中粘度の使い分けは?
- まず低粘度(サラサラ)は材料がバルサ、ベニヤ等の場合、部品と部品を借り組みした状態で染み込ませる様にして使用します。(主翼のリブ組など)
中粘度の場合には接着面が広い場合や少し隙間がある場合などに使用すると良いでしょう。
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- 主翼のグラス補強はどうすれば良いの?
- 準備する物はガラスクロス薄手、ポリエステル樹脂、調合用カップ(紙コップはOKだがプラ製はダメ!)樹脂刷毛を用意します。
補強したい主翼中央部に必要な大きさに切ったガラスクロス薄手をおき、ポリエステル樹脂を樹脂刷毛(毛腰が硬いのが良い)を使って中心から外へ向かって貼ります。
- ポリエステル樹脂を久しぶりに使おうと思ったら固まっているのですが・・・?
- ポリエステル樹脂の中でも当店が販売させて頂いている樹脂は高純度な樹脂である為、常温での長期保存はできません。
使用にならない時は冷蔵庫に入れておくと半年位は大丈夫です。
なるべく使用になる時期に必要量だけをご購入される事をお勧めします。
★カラーリング塗装関連
プロ用スプレーガン(デビルビス)にある3個のつまみの調整方法は?
1.
一番上部がパターン調整つまみで噴出した塗料の形(幅)を調節するものです。閉め込むと円形になり開くと細長く楕円形になります。
塗装しにくい入り組んだ狭い部分などはパターンを円形にして余分な箇所に塗装しないようにしたりしますが通常は開いた状態で塗装します。全閉から1回転を基準に+−90度でOKです。
塗装の基本としては、パターン幅(塗膜部分)を3分の2づつ塗り重ねていくのが平均な厚みの塗膜を作るポイントです。
2.
上から二番目のつまみは塗出量調整つまみです。閉めると塗料が出なくなり開くとたくさん出ます。塗出量の調整方法はエアー圧、パターン調整と関係しそれらの調整とバランスをとり塗出量も調整します。つまりエアー圧を下げ塗出量が多い状態だと塗料が微粒化せず大粒のまま塗料が出て垂れの原因になります。逆にエアー圧を上げ塗出量に少ないと塗料が被塗物に届くまでに希釈剤が蒸発しカサカサの塗膜になり滑らかな塗膜になりません。当店ウレタン塗料を指定の希釈で塗装する場合、全閉から2回転を基準に+−360度(エアー量とのバランスが必要)
3.
一番下の上向きのつまみはエアー調整つまみです。閉めるとエアーが出なくなり緩めますと大量のエアーが出ます。
- 他メーカーのウレタン塗料を既に塗っているのですが、その上に
フライトホビー製ウレタン塗料を塗っても大丈夫?又その逆は?
- 2液性ウレタン塗料同士はメーカー問わず使用できます。
但し硬化剤とシンナーはそれぞれ専用の物を使って下さい。
- フライトホビー製ウレタン塗料の乾燥時間は?
- 当店ウレタンは速乾性に優れた塗料ですが塗膜や気温、カラーにより異なりますので下記を目安にして下さい。
夏期(25〜30度C)触指乾燥(約10分)マスキング可能(約40分)
冬期(5〜15度C)触指乾燥(約20分)マスキング可能(約60分)
注意:塗膜が厚い場合はもう少し時間を置いて下さい。
- 硬化剤もきちんと調合したはずなのに表面がベタついていて乾いていない様な?
- 表面がベタついて乾かないのは硬化不良の疑いがあります。
硬化不良の原因は、まず温度が低すぎて硬化反応しなかった(5度C以下の環境)又は、硬化剤が古くて(保存状況にもよるが約3ヶ月)硬化に必要な成分が壊れていたなどが挙げられます。
気温が低い時期の塗装では室温を最低10度C以上に保ちながら乾燥させて下さい。
硬化剤が古い場合には使わずに新品をご購入下さい、主剤は長期保存できますが硬化剤は長期保存ができません(冷蔵庫で約半年)のでなるべくご使用になる時期に必要量だけをご購入される事をお勧めします。
上記に記載されていないご質問は、
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