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サフェーサー1
スポンジ研磨材中目 |
スコッチブライト |
ペリーパン、エンジンカウル等のグラス及びカーボン製の成型品はここから同時作業で下地に移ります。
サフェーサーを塗る前に全体をスポンジ研磨材中目でサンディングし、噛みつきを良くするためにスコッチブライトでキズを付けておきます。
ハケ塗り
機体全体(ペリーパン含む)にサフェーサーにタルクを混ぜた物をハケで塗ります。
注意:タルクが少ないと固くて磨きづらく、多いと磨きやすいが上塗り塗料の密着も悪くなるので適量(メーカーによって配合比が違うので試してから行う)が良いでしょう。
尚、フライトホビー製下地塗料の場合は説明書の中で配合比も明記してありますので安心して指示通りに作業して頂けます。
ここでもしつこい様ですが十分な換気と防毒マスクを着用して作業をします。
乾燥後、全体をよくチェックして凹みやキズ、ピンホール等があればポリパテで埋めておきます。
サンディング
ソフトハンドパッドに 空研ぎペーパー#240 |
エアー工具研磨 |
サンドボール |
防塵マスクを着用して空研ぎペーパー最初は#240、仕上げは#320ソフトパッドで80%以上のサフェーサーを磨き落とします。タイヤカップ等の磨きづらい場所にはサンドボールが最適です。
空研ぎ布ペーパー#320 |
スポンジ研磨材細目 |
スポンジ研磨材中目 |
曲面部分の研磨作業にはスポンジ研磨材や空研ぎ布ペーパーが良くなじんで磨きやすいです。
サフェーサー2
タルク入りサフェーサーをスプレーガンで塗装する場合にはペイントストレナーか余った絹でこして下さい。 固まりが入っているとノズルが詰まってしまいます。 |
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磨き終わったらもう一度サフェーサーにタルクを混ぜた物を全体にハケ又はスプレーガンで塗ります。 |
この時点ではかなり重くなっています、次の行程に移りましょう。
サンディング
乾燥後、ここが一番肝心な研磨作業です。かなり重くなった機体を可能な限り下地材を磨き落とします。
#240でサフェーサーを50%位落とし、#320で80%位まで、#400で90%以上のサフェーサーを磨き落とし、サンディングシーラー終了した時点と見た目変わらない位にまで磨き落とします。
決して挫折しないで時間をかけてがんばりましょう。
コツとしてはペーパーを惜しげなく新品に変えて磨く事です、軽い力でサックサック磨けるので効率良くサンディングできます、磨けなくなったペーパーでは時間と労力の無駄というか気持ちが”この辺でもういいや”となるので速いペースでの交換をお勧めします。
又、この段階で、いかに磨き落とせるかが生地の整形にかかっています、下地は生地の出来不出来が肝心です。
スポンジ研磨材中目 |
バルサにロールペーパーを張り付けて自作 |
スポンジ研磨材細目 |
バルサにペーパーを張り付けて自作 |
細かい箇所もきちんと磨き落としておきましょう。
色んな形のバルサやベニアにロールペーパーを貼った物を作っておくと便利です。
サフェーサー3
これで下地が完成としたい所ですが、ほぼ完成したという状態です。 さっきの磨きで絹が毛羽立った箇所があったり木目や絹目がまだ残っているかも知れません。 サフェーサーを機体全体に捨て吹き感覚でうす〜く塗ります。パテが必要ならパテ埋します。 *下地の完成度に自信があればこの時点で白塗りをしても構いません。 吹き付け作業時には換気はもちろん、有機ガス用の防毒マスクの着用を忘れずに! |
下地完成
乾燥後#320〜400で可能な限り磨き落とします。
140クラススタント機で生地完成からここまでの増加重量が200〜250gであれば上出来です。
これで下地が完成です。
下地セットをご購入頂くとここまでの材料が入っています。
サフェーサー行程のまとめ
13.エンジンカウルを磨く
14.全体にタルクを適量混ぜたサフェーサーをハケで塗る
15.しっかりと磨く
16.吹きつけで塗らない部分の養生
17.タルク入りサフェーサーをハケ又はスプレーガンで吹き付け
18.しっかりと磨く
19.タルク入りサフェーサー(薄い目)をスプレーガンで吹き付け
20.しっかりと磨く
下地完成
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