胴体の組立(前編)


まず胴体製作に必要なパーツの下準備をしておきます。
エンジンマウント材2枚、F2とF3、F12を2枚、F14を2枚、それぞれ2枚合わせに接着します。
接着剤は木工用ボンドを用いて位置決めをし、瞬間接着剤で固定します。

F12にはアンカーナットを取り付けておきます。
側板材C1とC2を背中側が直線になる様、ものさし等に沿わせておいて接着します。
次にC3を接着します。
側板前側にC4を接着し、長方形の穴にC11(3ミリベニヤ)を接着します。
エンジンカウルの取付ネジ部となります。
側板補強ベニヤC5を木工用ボンドで位置決めし、瞬間接着剤で固定します。
水平尾翼部C10、最後尾にC9、尾輪部にC8、底部にC7をそれぞれ接着します。

胴枠を組み込んで行きますが当方がお勧めする工法は普通と異なりますので参考にして下さい。
まず、左右の側板に胴枠F2だけをはめ込みます。
前方付近の側板はは胴枠をはめ込んでいる事により作業面に対して直立しています、最後尾は画像の様に直角定規で作業面に対して垂直に立つ様、接着します。
この状態で2等辺三角形が出来上がりねじれや反り共に完璧な状態が確保できます。

F2胴枠を瞬間接着剤で借り止め接着し、胴枠F4からF9までをはめ込んでいきます。
この際、サーボベットがゲージ代わりになりますので接着はしないではめ込みます。
念のため接着する前にねじれや反りがないか確認し、各パーツを瞬間接着剤(低粘度)をしみ込ませ、次に瞬間接着剤(中粘度)と硬化促進剤を使用しながらしっかりと接着します。
F6からF9の各胴枠の間にFR1(3ミリバルサ)を側板より2ミリ程度上に出る様に接着します。
又、各胴枠にはアンテナパイプ用の穴が設けてありますのでこの段階でアンテナパイプを通しておきます。
胴枠のトップにF20、その脇にFR2を接着します。
この際、胴枠F9を基準に接着します。

背中のプランクは後回しにして胴体裏側から固めて行きます。
F27を接着し、底面プランク材FSPを順番に接着します。
最後尾の尾輪取付部にF28(3ミリベニヤ)を接着します。
これで胴体後部の精度と強度が確保出来ましたので背中のプランクを行います。
プランクする前にF20の角を削り落とします。

背中プランク材F21は側板側に接着してからトップに向かって曲げます。
各胴枠とFR2は木工用ボンドを付けて側板側は瞬間接着剤で固定します。
次にトップに向かって曲げ、F20に接する部分を瞬間接着剤で固定して行きます。
この状態で胴体後部の精度と硬度は確保されました、次の行程で機種回りを組み込んで行きます。